おすすめの温泉「北海道標茶温泉/味幸園」
単純泉を"単純な温泉"と勘違いしている方もいるのではなかろうか。
単純泉とは、水に溶け込んだ固形成分が水1?中に19未満の温泉をいい、
成分が薄いので肌には優しいし、療養泉で有名な温泉が単純泉に多いのが特徴である。
だが、釧路湿原から少し北へ入ったところにある
標茶温泉の「味幸園」のアルカリ単純泉はちょっと違う。
つるつる感が強く、色は番茶のようで、
弱いタマゴ味、強い鉱物臭と淡い焼石臭もあるのだ。
単純泉とは思えないので聞いてみると、
「平成7年に突然色が変わって褐色味を帯びた」と案の定、ご主人は言う。
独断ではあるが、この色と匂いはモール泉ではないかと思う。
なんらかの理由で、地下水脈に異変が起きたのだろう。
この46度の湯を掛け流しで使っているうえ、
「味幸園」という宿名どおりに食事も逸品。
すき焼き風のシカ鍋をいただいたが、
北海道ならではのボリュームと、一点豪華主義が思いのほか良かった。